桃園空港にLCC(格安航空会社)で到着すると、多くの場合は第1ターミナルに降り立つことになります。でも、実は第2ターミナルの方がフードコートもショップもバラエティ豊かで、充実しているんです。
第1ターミナルと第2ターミナルの違い
第1ターミナルは1979年に開業し、比較的歴史がありますが、2012年に大規模改装をしているため、見た目は新しくきれいです。(ちなみに、開業当初の第1ターミナルは「小人国」というテーマパークでミニチュアを見ることができます)
一方の第2ターミナルは2000年に開業しました。2階には、台湾を代表するパイナップルケーキ「微熱山丘」や、フレンチヌガー「糖村」などが入っており、フードコートには豆花で有名なチェーン店「小南門」もあります。
なので、私はいつも桃園空港に着いたら、すぐに第2ターミナルに移動します。
ターミナル間の移動方法
1 スカイトレイン
2 シャトルバス
3 MRT
いずれも無料(MRTは電子マネーである悠遊カード、イーカートン、iCASH 2.0を使用した場合のみ無料)ですが、私は便利なスカイトレイン1択です。
運行間隔は2~6分(05:00 ~ 24:00)なので、ほとんど待つことはありません。
第2ターミナル5階の「大稻埕」フロアで観光気分を味わう
今回、ふと以前テレビで見た空港施設を思い出したので、第2ターミナル5階(南)に行ってみました。ここには「大稻埕」をイメージしたフロアがあるんです。
大稻埕(迪化街)は台北市の中でも特に古い歴史を持つエリアで、昔ながらの建物やお店が残っている、ちょっとノスタルジックな雰囲気が漂う場所です。そんな大稻埕の雰囲気を空港の中で味わえるなんて、なんだか得した気分です。
しかも、このフロア、あまり知られていないのか、意外と人が少ないので落ち着いて過ごせます。本物の大稻埕は今や人気観光地で多くの人でにぎわっているので、足を運ぶ時間のない方や小さなお子さん連れの方には、空港のこのフロアの方がいいかも。
ファミリーマートも入っているので、そこでドリンクを買って休憩することもできます。
空港内に泊まれる!「Thé Stay 町・草休行館」
さて、そんな第2ターミナルの5階を歩いていて発見したのが、「Thé Stay 町・草休行館」というカプセルホテル。私、桃園空港内にカプセルホテルがあるなんて知らなかった!!
LCCを利用する場合、帰国便が早朝に設定されていることが多く、台北市内のホテルからだと朝5時には空港に向けて出発しなければいけないのですが、これが結構大変なんですよね。朝5時なんてMRTも動いていないので、タクシーで空港に行くしかないからお金もかかるし。
それが、空港内に泊まれたらとっても便利!!ちらっと覗いてみたらおしゃれ&清潔で、女性でも安心して泊まれそう。ただ、後でHPを見たら強気のお値段設定だったので、次回以降実際に泊まるかどうかは要検討です(笑)