子連れ台湾留学スタート

子連れ台湾留学記

※この記事は2013年11月21日の記事をリライトしたものです

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子どもと台湾に到着

 

2013年11月20日、チャイナエアラインで台北に向かう。

 

 

これからホームステイでお世話になる台湾朋友のシズカが、桃園空港まで車で迎えに来てくれた。11月末とは言え、台湾はまだまだ暑い。日本を出るときの恰好では汗ばむくらいだ。慌てて息子の上着を脱がせて車に乗った。

車窓から眺める台湾の景色はいつも通りだが、なんせ今から台湾に住むのだ。しかも、息子と。そんな高揚感が、いつもの景色を少しだけ違ったものに見せていた。

1時間くらいで台北のシズカの自宅に到着。シズカとは長い付き合いだが、自宅にお邪魔するのは初めて。日本で言う玄関のたたきのようなものがなかったため、靴のまま部屋に上がろうとして注意されてしまったw

荷物を置いた後3人で遅い昼ご飯を食べていたら、この後シズカは外出すると言う。「到着したばかりの外国人親子を置いて~?」と驚いたけれど、これから一緒に暮らしていくのだから自分のペースは守った方がいいのかもしれない。

それなら私も、とシズカと別れた後息子を連れて美容室にシャンプーをしに行った。最近テレビや雑誌でもよく取り上げられているが、台湾のシャンプーは日本とは違ってしっかりマッサージをしてくれる上に料金も安い。この日のシャンプーも180元(約700円)!

 

 

しかし、今回の台湾滞在は旅行ではない。私は学生なのだ。学生の分際で毎日シャンプーなんて贅沢はできないから、頑張った時のご褒美にしておこう…なんて堅実なことを考えながらシズカの家に帰った。

 

台湾人のホストファミリーは限りなく自由

 

私の知る台湾人はみなおおらかである。私なんかはかなり気が短いのだが、台湾の友達がカッカしているところなんて見たことがない。みなどことなくのんびりしている。

しかし、このシズカの家族のおおらかさ…というか自由さには驚いた。なんせ外国人親子が家に住み始めたというのに、初日の夜から全員お出かけして誰もいない。シズカの話だと両親と弟がいるはずなのだが、昼間にママとちらっと会っただけ。しかも私は複雑な中国語は話せないから「ニーハオ」と言っただけw

ちなみにホームステイ二日目の今日も家に帰ったら誰もおらず、息子と二人ぼっちで過ごしている。台湾では三食外食の家庭も多いので、もちろんご飯も用意されていない。これが日本人だったら一生懸命もてなして気疲れしちゃうんだろうけど、台湾人はあくまで自然体だった。

もともと私は人から過剰に干渉されるのは苦手。だからと言って、2歳11ヶ月の息子と海外で二人暮らしをする度胸はない。なので、シズカファミリーがいてくれることは非常に心強かったし、この距離感もとても心地よかった。